休校中の課題 1年生  名前(             ) 連絡 後期試験ができる場合、試験の範囲(はんい)は 『日本語文型トレーニング 中級』 23課(P.70)から55課(P.146)までと、「区別しよう」3・4・5(P.89・113・137)です。 授業でやらなかった問題は、試験に出しません。 54課と55課は、授業でできなかったクラスもあるので、下の説明と問題で勉強してください。 ↓ 54課「~にもかかわらず」  意味:~(な)のに 作り方:普通形+にもかかわらず   ※な形容詞と名詞は注意↓     な形容詞と名詞の普通形「だ」は取る。代わりに「である」を使うことも多い。  例①な形容詞:問題が簡単にもかかわらず、間違えてしまった。   名詞  :簡単な問題にもかかわらず、間違えてしまった。 例②な形容詞:問題が簡単であるにもかかわらず、間違えてしまった   名詞  :簡単な問題であるにもかかわらず、間違えてしまった。 その他の例文 ○ 今日は休日であるにもかかわらず、やるべきことがたくさんあって、忙しい。 ○ 今日は休日であるにもかかわらず、会社へ行くことになった。 問題 会話文を読んで、「~にもかかわらず」を使って〔    〕を完成しなさい。 1. A:最近、疲れた顔をしているけど、大丈夫?そんなに大変なら、バイト、やめたら?   B:ううん。すごくおもしろい仕事だし、夢のためには、今、がんばらなくちゃ!  →仕事が〔             〕、Bさんがバイトをやめないのは、夢のためだ。 2. A:昨日のサッカーの試合、見た?マークのプレー、すごかったね!   B:もちろん、見たよ。マーク、昨日は熱があったんだって。でも、あんなプレーをするなんて、さすがプロだよね。  →マーク選手は昨日体調が〔             〕、すばらしいプレーをみせた。 55課「~っけ」  意味:①わからないことやはっきりしないことなどを確認する 例)A:こんなところに映画館があったっけ?   B:ええ、1年前にできたんですよ。/ ええ、昔、一緒に来たじゃないですか。    ②昔のことなどを思い出して言う     例)田村:この喫茶店でよくコーヒーを飲んだっけ。       鈴木:へえ、田村さん、この喫茶店によく来ていたんですね。 作り方:普通形(た形が多い)+っけ     ※会話では、普通形ではなく「~でしたっけ」「~ましたっけ」のように丁寧体を使うこともある。 その他の例文 ○ あれ?携帯電話がない・・・・・・あ、そうだ、カバンに入れたんだっけ。 ○ あ、久しぶり!何年ぶりかな?1・・・2・・・5年ぶりだっけ。 問題 「~っけ」を使って、会話を完成しなさい。 1. A:あれ?あの人は〔         〕?   B:え?嫌だなあ、忘れたの?田中さんだよ。先月、一緒に食事したでしょう? 2. A:去年の旅行の写真が出てきたよ。   B:わあ、見せて・・・私、鼻が真っ赤!思い出した!この日はとても①〔        〕!   A:そうそう。僕は確か、この旅行のあと、風邪をひいたんだよ。   B:そうだ!僕も風邪をひいて、病院に②〔        〕。 その他の課の復習 1.文に合うように、〔    〕に言葉を書きなさい。 (1)A:あれっ?ドアが・・・おかしいな。  B:あ、〔      〕わけだよ。だって、このドア、引くんじゃなくて、押して開けるんだから。 (2)A:ん?この書類、ここの計算がおかしいよ。誰が作ったの?  B:佐藤さんです。おかしいなあ。佐藤さん、すごく注意深いし、計算も得意だし、こんな簡単な計算を〔      〕わけがないんだけどなあ・・・。 (3)子ども:おばあちゃん、最近どうしてるかな?これから電話してみてもいい?  母親:今はだめよ。こんな遅い時間に電話を〔      〕ものではないわ。 (4)高橋:山田さん、トムさんの送別会の会費の2,000円、今もらってもいいですか。  山田:えっ、今ですか。あの、今お金が〔     〕ものですから、明日でもいいですか。 (5)A:工場でのあの事故の原因、結局何だったの?  B:実は、まだはっきりわからなくて。だから、もう少し詳しく〔    〕上で上司に報告することにしたよ。 (6)高木:マイクはペルシャ語も話せるんだって聞いたよ。  マイク:いったいそれ、誰から聞いたの?僕はペルシャ語が〔    〕どころかあいさつすら知らないよ。 (7)課長:部長は、ソウル支店を作るという社長の案に賛成ですか。会社は赤字続きですが・・・。  部長:そんなのわかってるよ。でも、私が〔     〕ところで、あの社長があきらめると思う?あの人は言い出したら、自分の意見を変えない人だよ。 (8)キャッシュカードの暗証番号は、生年月日や電話番号など、他人に簡単に〔    〕恐れがあるものにしないでください。 2.〔    〕に言葉を入れて、文を作りなさい。 (1)〔            〕ので、〔        〕をあきらめざるを得ない。 (2)友達に電話をしたら、元気がない声だった。きっと〔       〕に違いない。